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テニス

2017年8月20日 (日)

秘蔵DVD

武Cの資料の中にあった、古いビデオテープtv

そのままにしておくと、再生不能になる可能性があった為、専門家に依頼して、DVD化しましたshine

そのうちのひとつdownwardleft

170820 「第11回全日本プロテニス選手権男子シングルス決勝」tennis

武Cがプロになって初の、大きなタイトル獲得の瞬間を記録していますup

またその対戦相手が、プロになりたての若かりし「松岡修造」さんなんですsign01

そして、この時武C、23歳coldsweats02

試合中、どんな状況でも、冷静に、淡々と、プレーする姿から、現在のFTCの方針を感じることができますconfident

また、ヒーローインタビューでの様子が、現在の佇まいとほとんど変わらず…sweat01

少しは「若かったんですねぇhappy01」などと言ってみたかったしろくまは、期待が外れたのでしたsmile

やっぱり、テニスはラリーありきwink

その難しさ、面白さを、楽しんでいきましょうnote

2017年2月13日 (月)

文コーチのテニスコラム 〈77〉わずかなこと

先月半ばまで、ストリング張替キャンペーンでしたので、ストリングをたくさん張り替えさせて頂きました。

そんな中、いつも張らせて頂いている方から「何だかいつもと音が違う」という感想が寄せられました。

私も打っている音を確認しましたが、使用するのに支障が出る程ではありませんが、確かに固い、高い音がしました。

私の張り方のせいかな…とも思いましたが、通常と同じ張り方をしましたし、ラケット同士でテンションを確認する時の音は、普通でした。

ボールを打つと、微妙に音が違うのです。

私は、ストリングを張り上げる時、プレーを知っているプレーヤーさんのラケットでしたら、打った時の音をイメージして張り上げています。

そして、確認できる場合は、プレーされている音を確認します。

張る前、張った後の間に、何かいつもと違うことをしなかったか、記憶を辿ってみました。

そう言えば…と、あることを思い出しました。

私が他の方のラケットを張り替える前に、フレームに、砂が入って「シャカシャカ」音がするので、グリップエンドの「スマートセンサー(みなさんご存知だと思いますが、ソニー製のラケットのグリップエンドに付けてプレーすることで、データを取ることができる機器。今はスマートセンサー装着可能にする為に、グリップエンドの一部がキャップのようになっていて、簡単に取れるようになっているラケットが多いですよね)」用キャップ部分を外して、砂を出していました。

その時、その場にいて、ご自分のラケットも、キャップを外して砂出しを試みていたことです。

グリップエンドを確認してみると…1mmにも満たない隙間が空いていました。

一度取り外して、「ぱちっ」と音がするまで、きちんと差し込んでみると。

なんということでしょう。

直りました!

ボールを打つ音が、いつもの響きに戻ったのです。

グリップエンドのほんのわずかな隙間も、打感に影響します。

それを気にする、しない、の違いは、それぞれのプレーヤーによってあるとは思います。

でも、そのくらい繊細なのです。

自分では「少し」だと思っている握りの強さや、面の変化が、ボールコントロールに「大きな」影響を及ぼす可能性を、再認識する出来事でした。







 

 

 

 

2017年2月 6日 (月)

文コーチのテニスコラム 〈76〉トライする

武鑓コーチにレッスンをお願いしていて、「ミスをしないね(怒)」と言われることがあります。

そりゃあそうです(笑)。

ミスをしないように打っていますし、同じところ(センターで打っていれば、センターラインの真上に…等)に行くように打っていることも多いのです。

実は、これは、レッスンではよくないことです。

コーチの立場からすれば、私もそう思っています。

コーチから来るボールは安定していますから、ミスをしないように打てばミスはあまり出さずに打つことができます。

でも、自分のプレーの精度を上げるべく、前向きな努力をした結果か…と言われたら、それは「NO」です。

自分の取り方をし続けた結果、ミスが出ないのならいいのですが、トライしているなら、ミスヒットは出て当然です。

ボールを打つ動作には、当然、上手く打てる時とそうでない時があります。

上手く打てれば爽快ですが、上手く打てないとストレスを受けることもあります。

レッスンをしていて感じるのは「打つ前の動作ははりきってするのに、打ちに行く動作に積極的でない」方が多いことです。

これは、恥ずかしながら、私も同じだということです。

新しい感覚を手に入れたいなら、リスクも背負いながら、ストレスとも向き合いながら、ミスヒットも込みで、打たなくてはなりません。

ボールを取りに行くことから逃げず、打つ動作打つ動作打つ動作に向き合い続けたプレーヤーは、精度を手にすることができます。

そして、それはメンタルの耐性にもなり、結果として、試合でのショットの精度ともつながっていると感じます。

もちろん、レッスンでは、相手のプレーヤーもいますから、ミス連発という訳にもいきませんね。

ミスヒットも込みでトライする部分と、ある程度、まとめてコートに収める部分のバランスが大切になります。

このバランスは、ゲームでも必要です。

どのくらいなら収められて、どのペース以上は、リスクが増すのか、わかっていなくては、試合で使えません。

そういう緊張感は、コーチがレッスンで打っている時も(レッスンの時の方が)、付きまとっているのです。

そういう意味で、私は、毎日みなさんに鍛えて頂いている訳です。

今年も(は?)、更に、技術を磨いていこうと思います。

まずは雑務に追われ、最近頻度が下がっている、練習時間の増加にトライです(笑)。

2016年8月13日 (土)

文コーチのテニスコラム 〈75〉サービスでボールが無いところでする動作

半年以上空いてしまいましたが、さらりと、再開します()

前回、「ボールが無いところでする動作」には失敗がなく、すぐにできると言いました。

そのことを強く感じるのは、サービスです。

サービスを打つ時に、右利きの場合、ベースラインに、左足を前に、右足を後ろに立ちます。

ラケットとボールを体の前に構えて、まず、左足に体重を乗せ、それから、後にある右足に体重を乗せ、トスを上げながら、左足に体重が乗る、打つ、となります。

ここで、一番大切なのは2度目に「左に体重が乗る、打つ」のところです。

ところが、最初の「左足に体重が乗る、後ろの右足に体重が移動する(ご丁寧にものすごく膝も曲げたりして)」をしっかりとされる方がいます。

これも、そう習ったことがきっかけであることが多いです。

ところが。

「後ろに体重が移動する」の先、「前に移動する、打つ」まで意識がいかないのです。

当然、極端な後体重なので、トスも後ろに上がります。

動きが前に出ないので、ボールは飛びにくく、それを補おうと腕力に頼るので、不安定になります。

みなさんも、やったことがある動きではないでしょうか。

サービスは動きが無いところから打ち出すので、このようにして、体重移動で動きを出すことを教えるのだと思います。

でも、「前→後」ここで止まってしまうなら、この動きは打つことに影響を与えません。

「前→後→前→打つ」までがスムーズに流れないと、意味が無いのです。

はりきって打つ前に後体重にしている方、要注意です。

「プロも一旦後ろ体重にそうなっているじゃないですか!」

そうです。

ただ、そこから「前→打つ」へのスムーズさがあるから、いいサーブが打てるのです。

また、後ろへの体重移動を大きくした場合、それをまた前に瞬時に移動させて打ちに行くと考えると、相当の筋力が必要です。

プロがスムーズにやってのけるのは、彼らの、トレーニングによる強靭なフィジカルがそれを支えているからです。

スムーズに打つ動作にだけ移行できれけば、驚くほど少ない力で、スピードは出ます。

サービスが苦手とおっしゃる方のほとんどは、前に戻ってくることができません。

大げさな体重移動などなくても(もしかしたら無い方が…)、安定して打つことができます。

サービスは、構えから打つ動作までのリズムが揃うことで、トスも安定します。

「サービスが安定しない」「スピードが出ない」「トスがうまく上がらない」、こういったお悩みは本当によく耳にします。

まずは、トスを上げる時・打つ時の状態が後ろ体重になっていないかどうか、確認してみて下さい。

その他にも、プレーヤーそれぞれに、細かいチェックポイントがありますので、興味のある方は、プライベートレッスンはいかがでしょうか?

2015年9月10日 (木)

文コーチのテニスコラム 〈74〉ボールが無いところでする動作

「ラケットを早く引こう」と思って、ボール出しよりもずっと前に、ラケットを引いていることはありませんか?。

そうすれば、必ず思ったように打てますか?

ボールが来て、いざラケットがスムーズに出るかというと…それは別問題です。

ボールを打つ時に、一番大切な動作は、「ボールを取りに行く」動作です。

それ以外の、「ボールが無いところでする動作(早く引く、後ろ足を決める、膝を曲げる、スプリットステップを踏む、足踏みをする、等々)」に集中していると、皮肉なことに、ボールを取りに行くのが遅れます。

ただ、その「ボールが無いところでする動作」に熱心な方が多いのも事実です。

ご自分で雑誌等で学んで、実践している方もいるかもしれませんが、多くは、そう習った(早く引く、後ろ足を決める、膝を曲げる、スプリットステップを踏む、足踏みをする、等々)のだと感じます。

これは、教える側にとって、ボールが無い時の動きの方が「できるようにしやすい」ので、熱心に指導してしまうのかもしれないと考えます。

それこそ、ボールを出す前に、ラケットを引かせれば早く引く動作は完了ですから、簡単にできますよね。

スプリットステップも、ボールとボールの間の足踏みも、同様です。

ボールの無い時の動作には、ボールを打つ時と違って、失敗がありません。

それがまた、熱心に取り組んでしまう理由のように感じます。

そして、本人が「うまくできた♪」と思っている動作や意識を変えるのは、本当に大変です。

「しっかり足踏みしてるし、スプリットステップもしてるし、早く引いたし、後ろ足も決めて、膝も曲げてるし♪」…さて、思ったように打てるでしょうか?

そのことで、ボールを取る動作から、意識が、どんどん遠くなっていってはいませんか?

早く引こうと思わなくても、「ここでボールを取ろう」と思えば、ラケットは動きます。

膝を曲げようと思わなくても、必要なだけ膝は曲がりますし、前の足を出す前には必ず後ろの足が決まり(状況によっては踏み込まずに打つこともありますね)ます。

ラケットを早く引くことや、足踏みをすることが、悪い訳ではありません。

確かに、ボールを打つ前の動作をきちっとチェックすることで、安心して、スムーズに打ちにいけることはあります。

ボールが無い時のいろいろな動作が、ボールを打つことに役立っているかどうか…それは、ボールがコンスタントに打てているかどうかで判断できます。

ただ、一番大切なのは、「ボールを取り行く動作だ」ということを念頭に置いていかないと、しっかり「ボールが無い時の動作」をしていても、がんばってもがんばってもうまく打てない悪循環に入ってしまうことがあるのです。

思ったように打てるならいいのです。

がんばっているのに、思ったように打てない方。

「ボールが無い時の動作」に集中し過ぎていませんか?

2015年5月 8日 (金)

文コーチのテニスコラム 〈73〉唯一無二のプレーヤー

時折、ジュニアの生徒さんのレッスンの後などに「コーチに似てきましたね」と声を掛けて頂くことがあります。

複雑な思いがします。

コーチがプレーヤーに影響を与えるのは当然です。

でも、「同じ」プレーヤーになって欲しくはないのです。

全てのプレーヤーは「唯一無二」のプレーヤーであって欲しいからです。

その為には、まず、お友達同士でのフォームや打ち方に関するアドバイスを止めましょう。

それから、アドバイスをされても、気にすることを止めましょう。

聞いてハッピーになるようなことは、ぜひ聞き入れておいて下さい。

でも、憂鬱になるようなこと、後々まで引きずって、その日の動きを悪くするようなものは、気にしないことです。

指導者でない限り、多岐に渡る、各プレーヤーへの的確なアドバイスはできません。

指導とは「方針を持って」行うものだからです。

ぱっと発されたプレーヤー同士の言葉には、方針はありません。

ただ、アドバイスをするプレーヤーが(聞いてもいないのに)、驚くほど多いのも事実です。

そして、それを聞き流せないプレーヤーの方もたくさんいます。

全てプレーヤーは唯一無二の存在です。

フォームも、ダブルスの立ち位置も、打ちたいコースも、球種も、全て違って当然です。

テニスをする頻度も、その目的も、みなさん違うのです。

そのそれぞれの充実に寄り添いたいと思うのは、コーチだけです。

そして、プレーヤーはコート上では、ご自分の充実度に集中して頂きたいと考えます。

厚いグリップでも、面の使い方を理解しているなら、そのままサーブやスマッシュを打ってもいいんです。

薄いグリップでも、面の理解が無ければ、結局、厚い時と同じ取り方をします。

「センターセオリー」でも、何となく打てそうで、ストレートに持って行けちゃうならそれでもいいんです。

でも、切り返されたり、ショットの精度が悪いなら、それは技術的な問題です。

おそらく、センターに持っていっても、切り返されます。

もっと、唯一無二のプレーヤーになりましょう。

そして、周囲のプレーヤーも唯一無二のものとして尊重しましょう。

その為に、コーチについて、レッスンをしませんか?

2015年3月13日 (金)

文コーチのテニスコラム 〈72〉新しい旅

1月発売のラケット、テキストリームのツアーシリーズに、ラケットを変更しました。

その前に使用していたのは、フェイスが98インチの「EXO3シャーク98T」でした。

今回のシリーズのフェイスの大きさは「100インチ(ツアープロ100T XR)98インチ(ツアー 98XR-J)95インチ(ツアープロ 95 XR)でした。

EXO3シャーク98T」の後継モデルであれば、98インチのツアー 98XR-J」になります。

ですが、昨年11月の試打会での、「ツアープロ 95 XR」との出会いが忘れられず()

というのも、「プロ」と付いているラケットは、O3形状(O3形状とはストリングを通す穴が四角く空いている形状のことで、よりラケットのパワーを引き出すことができるのです)ではなく、一般的な、ストリングがぴったりと通る形状になっていて、パワーはO3形状のものには劣りますが、打感がクリアなのです。

ボールをきちんと捕まえることができると、本当に美しい音がします。

95インチは「これからの自分には、シビアかな…」という思いもあり、迷いました。

自分には、「パワー」が必要なのか、「クリアな打感」にこだわるのか。

結局。

「クリアに取り続けられれば、パワーはいらないな」と結論を出して、ツアープロ 95 XRの使用を決めました。

ここで、間違えないで下さいね。

「パワーはあるから、パワーはいらないや」と思った訳ではありません。

「クリアに取れなくて、パワー負けすることがあっても、クリアに取ることにトライし続けよう」と決意したのです。

実際には、フェイスの大きさだけでなく、フレームの厚さも違います。

特に、スロートの部分が細くなっているので、構えで右手を(私は左利きです)添えた時に「薄いなあ~」と実感します。

その薄さが、いい意味で、緊張感を高めます。

ラケットを変更することは、コーチ達にとっては、仕事の一部でもあります。

でも、新しいラケットの与えてくれる感覚は、新しい旅に出るように新鮮です。

さて、どんな旅になりますか。

2014年12月 8日 (月)

文コーチのテニスコラム〈71〉力いっぱい

FTCレッスンが、ボール出しから始まる場合に、スマッシュから入ることがあります。

体験でレッスンの参加した方で「えっ!スマッシュから?ケガしちゃいそう」と驚く方がいます。

こちらも驚きます。

どれだけ力いっぱい打つつもりなんだろうか…と。

スマッシュですから、「チャンスボール!」「決め球!」と考えて、速い、パワフルなボールを打たねばならないと思い込んでいるのです。

速いボールを、「力を入れて打とう」と考えている方は、ミスの確率がぐんと上がります。

故障する確率も、です。

第一、ご自分で打つ前に心配になるのですから、実感もあるのですよね。

力いっぱい打ってはいけません。

と言うと、スマッシュでも、「ぽよよ~ん」と打つ方もいます。

スマッシュですから、どうぞ「ばしっ」とコートに突き刺さるボールを打って下さい。

そもそも、速いボールを打つ為に、力は本当に必要なのでしょうか?

ボールを手の平に乗せてみて下さい。

軽い…ですよね。

しかも、気体の入ったゴムのボールが、フェルトでくるまれているのですから。

飛びやすい物体なのです。

その飛びやすい物体を、ボールがよく飛ぶように、専門家が研究に研究を重ねたラケットに、やはり研究され尽くしたストリングを張って打つのですから。

絶対飛びます。

速いボールも打つことができます。

驚くほど、少ない力で。

それは、力を入れる入れないではなくて、打点の位置、面の向き、体のバランスに気を付けることで、手に入ります。

思い切り力を入れてガツーンと打つと、速いパワフルなボールがコートに突き刺さることも、無い訳ではありません。

でもそれは、ミスと、故障と、背中合わせのショットです。

おススメできません。

身体のバランスが整い、軽い手ごたえで、でも、ボールはスコーンと「走って」いき、エースになる感覚。

これは、堪えられません。

まずは、力いっぱい打たないことから、です。

2014年9月10日 (水)

文コーチのテニスコラム〈70〉伸びしろ

錦織選手が全米オープンで準優勝しました。

初めての4大大会、全米オープン決勝。でも、相手はランキングでは自分より格下で、今年の対戦では勝っている相手。

場面は挑戦でも、相手に対しては「勝っている」=「勝たねば」ならない、守る気持ちが働いたのではないでしょうか。

残念ながら錦織選手の動きは固く、明らかに、その前の3戦とは違う様子でした。

でも、苦しい中でも、各ポイントにおいてはトライを忘れず、素晴らしいプレーも数々ありました。

そして、相手のチリッチ選手。

長身を生かしての強烈なサービス、そして、伸びやかなストローク。

力強く、美しいポイントをいくつも重ねていました。

ただ、「サービスがよかった」と言われているチリッチでも、最初のマッチ・ポイントではダブルフォルトを犯しています。

激戦を勝ち抜いて決勝に臨んだ2人の選手でも、おそらく、テニスをしていない観客から見ても「なぜそこで、そのミスが出るの?」というミスが出るのです。

それが、テニスなのです。

信じられないような、素晴らしいダウン・ザ・ラインを決めて「やっぱり、ただ者じゃないよな。別世界のプレーヤーだよ」と思わされた次の瞬間、「あれ?こんなところで、こんなミスが出るの?」なんてプレーが出たりします。

全米オープン決勝でも、そうなのですから。

そんな場面を見ると、ちょっと愉快な気分になります。

同じテニスなのだな、と。身近に感じるのです。

全米オープン準優勝の錦織選手にも「きっとこれから更に伸びて、次は優勝が狙えるわよ」と思ったあなた。

プレーヤーとしての伸びしろから言ったら、どんなプレーヤーも、錦織選手より伸びる可能性がばっちりある、と私は考えています。

今回の全米オープン決勝は、社会現象と言えるようなムーブメントを日本に巻き起こしました。

スポーツにおいて、サッカーや野球の持つ影響力は常々感じていましたが、テニスもこんなに影響力を持っているんだと、正直驚きました。

テニスに携わっている者として、一過性のものではなく、テニスをスポーツ界にもっとしっかりと根付かせるべく、今ががんばり時だと心しているところです。

2014年6月15日 (日)

文コーチのテニスコラム〈69〉再び「どこでどう」

コラム⑪で、「どこでどう」のことは、お話ししました。

しかし、再びの登場です。

「どこで」は「打点の位置」、「どう」は「ボールをとらえる面の向き」を指しています。

なぜ、繰り返しレッスンでそう伝えているか。

疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

「もうそんなことわかってるよ」と言いたい方もいるかもしれません。

でも、考えているよりずっと簡単に、「どこでどう」は追えなくなってしまうのです。

「どこでどう」は「追い続ける」ことが難しいのです。

相当な意識を持って、「前、前、自分から」と言い聞かせ続けないと、すぐにボールは近くに迫ってきてしまいます。

レッスンをしていて、追えなくなっている場面に、よく遭遇します。

私自身、練習していて、そう感じます。

プロでも、簡単そうに見えるボールにミスが出るのは、そのせいもあると思います。

その意識を持ち続けて、ボールを追うのが練習だと、痛感しているのです。

ですから、コーチは言い続けます。

「どこでどう」ですよ、と。

ただ、「どこでどう」がストレスになり、固さを起こしている場合があります。

それは、「うまくやろう」とするからではないでしょうか。

「どこでどう」を追うことは、「面を伏せて構える」「膝を曲げる」などの形に対するアドバイスとは全く別の事柄です。

「うまくやろう」としてできることではありません。

ご自分のヒット感を大切にする根幹として、必要な考え方です。

コーチが口にすることを止めたとしても「どこでどう」を追うことからは、逃れられないのです。

ボールを打つ際に、精度の違いはあっても、どのプレーヤーもボールとの位置とラケットの使い方を判断して打っています。

「どこでどう」の意識が無くても、ボールを打つことができている方は、その判断をしています。

その意識を高めて、ボールに向かうのが「どこでどう」の意味合いです。

実は、私自身が打っている時に感じる「どこでどう」は「どこでどう」という言葉ではありません。

「よっ
(どこで)、たっ(どう)」「すうっ(どこで)、てぃっ(どう)」といった感じです()

どこでに「よっ」が来る場合は、相手ボールが速かったり、風下にいて位置要注意な時。「すうっ」と入っていくのは、ショートラリーなど比較的ゆっくりなボールで楽に行きたい時。“どうの「たっ」は回転少な目、「てぃっ」は回転多めです。

これはひとつの例ですが、それぞれの「どこでどう」を、意識を持って追い続けることを、コーチのいる環境でぜひトライして下さい。

意識を持ち続けることは、大変なのですが、「どこでどう」それだけでいいとも言えるのです。

しっかり構えることも、膝を曲げることも、当たる瞬間に握り締めることも…要りません。

本当です。

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