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2017年3月10日 (金)

武鑓コーチの充実テニス主義 (66)力を抜く

「もっと力を抜いて!!」 「そんなに力まないで!!」と、当方も、つい言ってしまいます。

出来る限り、「力を抜く」という言葉は、使わないように気を付けるようにはしています。

それは、よく聞くこの種のアドバイスは、とても安易ですが、無責任とも言えるからです。

当方も、子供の頃からずっと言われ続けてきました。

プロになってからも言われました。

誰も、力みたくて力んでいるのではありません。

誰だって、力は抜きたいのです。

力んでしまう要因は、二つです。

まず、「不安」です。

うまくヒットできるか? 狙った所に打てるか? ミスしないか?

もう一つは、「欲」です。

あそこに打ちたい!! 決めたい!! 捕られないように打ちたい!! 楽になりたい・・・!!()

みんな、この「不安」や「欲」と葛藤しながら、ボールを何とかコントロールしたいのです。

そう言った心理によって、身体に過度の緊張が生じるのは、ごく当り前の現象です。

それに対し、「もっと力を抜いて!!」「そんなに力まないで!!」とアドバイスするケースが殆どだと思います。

それに従ってトライし、少しは解消したかに思えても、
それは、一時的な事で、結局は、同様の事を繰り返してしまうはずです。

「不安」や「欲」が生じて来るからであり、その根本の解明には至っていないからです。

その根本とは、要するに、ヒット感、タッチ(感覚)に、「確信が持てているか」なのです。

まず打点の位置の感覚を「この辺り」だと確信が持てているか。

そして、ボールをとらえる感覚を「この感じ」だと確信が持てているか。

「この辺り」で「この感じ」でヒットすれば、自分のショットは、こう飛んで行き、コートに入る、という確信です。

この「ヒット」感、タッチ(感覚)に不安がよぎれば、その他の要素で何とかしたくなり、そのひとつとして、体力に頼ることで、力が入ります。

「ヒット」感、タッチ(感覚)を追うことよりも、欲が勝れば、やはり、力んで、この感じを失います。

このようなメカニズムになっているのです。

‟「この辺り」で「この感じ」でヒットすれば、自分のショットは、こう飛んで行く”、これは、極めて技術的な考え方です。

決して、精神論ではありません。

ここは、誤解なさらないように。

そして、この技術への理解がないと、不安は解消されませんし、欲はリスクになり続けます。

技術の裏付けがなければ、力を抜く事は、難しいのです。

「もっと力を抜いて!!」 「そんなに力まないで!!」とは、本当は、安易に口に出してはいけないアドバイスなのだと、常々考えています。

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