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2016年6月10日 (金)

武鑓コーチの充実テニス主義 (54)イメージ、そして感覚が重要 その②

イメージや感覚を追うことは、とても「面白い」とも「怖い」とも言えます。

幾つか例を挙げてみましょう。

風が強く吹く中で、確率よくプレーすることは、大変ですよね。

練習では、バンバン打っていても、いざゲームとなり、風上からのプレーになると、ボールがベースラインを越えてすっ飛んで行きそうで、怖くてヒットできなくなることはありませんか?

腕を縮めるように固くなって、当てるのが精一杯になってしまう。

これは、「感覚」が怖くなっておきているのです。

また、風だけでなく、明らかに失速するボールに対し、不必要に構え過ぎてしまい、反応できなくなり、体が泳いだように崩れて、バランスよくヒットできなくなってしまうことも、よくあると思います。

そんな時、お決まりのように「足が動いていないよなぁ~」等のぼやきが聞こえてきますが、そうではありません!!

これは“構える事”に対するイメージが強過ぎるせいで起こるのです。

構え過ぎて、そこで緊張してしまい、腕が、ラケットが、足が、出て来てくれないのです。

一番肝心である「ヒットポイントを取ってフォロースルーをスムーズに心がける」と言ったイメージよりも、「丁寧に、きちんと構えて」のイメージの方が強くなっているだけなのです。

「ヒットポイントを取る」イメージがなければ、腕も、ラケットも、足も、動きません。

足が動いていないのではなく、動くことができなくなっているのです。

もう一つの例として、低い位置でのボールの処理を挙げます。

低いボールの場合
“この辺りでこんなふうにヒットする”と言ったイメージがあれば、スムーズに適度に膝は曲がります。

それに対し、“しっかり膝を曲げて腰を落として”等とやっていると、腿はパンパンになり、膝はガクガクになってしまいます。

どんなに脚力があっても厳しいはずです。

これは「ボールをクリアにヒットする」イメージよりも、「膝を曲げる」イメージの方が強くなり過ぎている事から生じる現象です。

どの「イメージ」を意識しているかによって、動作も負荷も、全く変わってくるということです。

加えて、もう一つ。

距離の近いボレー&ボレーで「お互い、柔らかいタッチでヒットして下さい!!と指示すれば、ある程度、皆さん面をオープンにして、安定させて打つことができます。

これは「このくらいの加減で打てば続けられる」と、感覚的にわかっているからできるのです。

しかし、距離が遠くなり、ボレーvsストロークでのボレーになると、つい力で飛ばそうとしてしまい「“グッ”“クッ”“ビシッ”“バシッ”」となったりします。

この感覚になると、ショットはバラつき、コントロールは覚束なくなります。

一見、その一球は、鋭く飛んだり決まったりしていても、必ず乱れます。

力を入れないと、飛んで行かないように思ったり、来たボールに負けてしまうのではないかと思ったり、そうすべきものだと思い込んだりしていて、結局は、的確な感覚を失ってしまいます。

なんとなく感じていても、どう言った感覚を良しとしているかや、その感覚に確信が持てなければ、なかなか活用するのは難しいものです。

ただ、この感じでいいんだと感じ取れば、必ずその方向に行きます。

プレーヤーは、「イメージ」や「感覚」を追って動きます。

ですから、「イメージ」や「感覚」が良くなって行くと、面白い程、ヒットできる範囲、精度は、すんなり確実に向上して行きます。

怖いのは、形や体力に偏り過ぎて取り組んでしまうと、的確なイメージや感覚を、失ったり、悪化させる要因にもなることです。

プレーがまとまらなくなるだけでなく、故障の危険も大いにあります。

どの「イメージ」を意識してプレーするかと言う事は、習慣ですので、身に付いた感覚を変化させる事は、非常に大変な事になります。

でも、ご自分のイメージに近いヒットをしたいと思うのなら、トライせざるを得ない事です。

日頃から、気を付けて、「イメージ」と「感覚」を大切にしたいものです。

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