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2014年9月10日 (水)

文コーチのテニスコラム〈70〉伸びしろ

錦織選手が全米オープンで準優勝しました。

初めての4大大会、全米オープン決勝。でも、相手はランキングでは自分より格下で、今年の対戦では勝っている相手。

場面は挑戦でも、相手に対しては「勝っている」=「勝たねば」ならない、守る気持ちが働いたのではないでしょうか。

残念ながら錦織選手の動きは固く、明らかに、その前の3戦とは違う様子でした。

でも、苦しい中でも、各ポイントにおいてはトライを忘れず、素晴らしいプレーも数々ありました。

そして、相手のチリッチ選手。

長身を生かしての強烈なサービス、そして、伸びやかなストローク。

力強く、美しいポイントをいくつも重ねていました。

ただ、「サービスがよかった」と言われているチリッチでも、最初のマッチ・ポイントではダブルフォルトを犯しています。

激戦を勝ち抜いて決勝に臨んだ2人の選手でも、おそらく、テニスをしていない観客から見ても「なぜそこで、そのミスが出るの?」というミスが出るのです。

それが、テニスなのです。

信じられないような、素晴らしいダウン・ザ・ラインを決めて「やっぱり、ただ者じゃないよな。別世界のプレーヤーだよ」と思わされた次の瞬間、「あれ?こんなところで、こんなミスが出るの?」なんてプレーが出たりします。

全米オープン決勝でも、そうなのですから。

そんな場面を見ると、ちょっと愉快な気分になります。

同じテニスなのだな、と。身近に感じるのです。

全米オープン準優勝の錦織選手にも「きっとこれから更に伸びて、次は優勝が狙えるわよ」と思ったあなた。

プレーヤーとしての伸びしろから言ったら、どんなプレーヤーも、錦織選手より伸びる可能性がばっちりある、と私は考えています。

今回の全米オープン決勝は、社会現象と言えるようなムーブメントを日本に巻き起こしました。

スポーツにおいて、サッカーや野球の持つ影響力は常々感じていましたが、テニスもこんなに影響力を持っているんだと、正直驚きました。

テニスに携わっている者として、一過性のものではなく、テニスをスポーツ界にもっとしっかりと根付かせるべく、今ががんばり時だと心しているところです。

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